中身で勝負
a0121954_18113998.jpg久し振りに久多に向かいました。以前のブログでも書きましたが、同じ京都とは、とても思えないノースランド。久多の季節は街中とは、ほぼ一ヶ月のズレがあり今が、ちょうど新芽が吹き始める春。今回の食事は春の山菜と天然の岩魚がメイン。ここでは秋のキノコと鯉。冬は捕れたての猪と鹿。夏は鮎と満天の星と、訪れる度に幸せを頂けます。



でも、今一番はまっているのが、このどぼ漬け。絶品です!
他にもしば漬け、浅漬け、赤かぶ漬けと漬け物が大好物の僕を魅了する。

特に、このどぼ漬けが、たまらない。
だから、古漬け用と浅漬け用に、同じ物でも2種類用意を御願いするんです。
浅漬けは、お茶請けと、お茶づけ用に。
程良く酸味がきいた古漬けは、お酒のおつまみ用にと、
書いているだけでヨダレが出てきました。
本当に心に響く美味しさです。

採れたての旬の食材を使った、お料理はもちろん本当に美味なのですが
今や久多を頭に描くと、やはりこのお漬け物が、真っ先に浮かんできます。
自分でも漬け物を漬けるので、どうしてこうも美味しく出来るのかと
もう興味津々。と言うことで、今回はぬか床を拝見しました。

ぬか床の桶を見て驚いた。
さぞかし立派な木桶にでも入っているのかと期待してたら
ただのちっちゃなポリバケツがあるだけ。
「エッ。こんなもんなん。」って
思わず心の中でつぶやいた。

でも蓋を取った瞬間、あたりに薫る生き生きとした発酵臭に思わず
生つばを「ゴクリ。」
そうやね。「見かけと違う。中身や!」
早く食べたい気持ちを抑え、何か秘訣をと質問すると
「別に普通やけどねー。まぁでも○○には気を付けんと。
それに○○の時は○○するし、それと・・・」てな調子で説明は
10分以上も続いた。覚えきれん!ウゥッ、仕方がない。
「なるほど」と繰り返しうなずくのみでした。(申し訳ありません)

要するに手間をかけることを、惜しんではいけないという事です。
手間=愛情です。
ケーキを作っていても一緒。
物作りには、全てそこにつながるんですね。
よく冷えた冷酒をチビリとやりながら、きゅうりを一切れ口に入れ
ホロ酔い気分で納得。納得。
ごちそう様でした。
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by point_pour_point | 2007-05-08 12:10 | グルメ
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